あなたも、はっきり言っていい
大人は、指示を疑問形に包みがちだ。あなたも同じことをしているかもしれない —— 「これがしたい」と言いたいのに、「なんでもいい」と言ってしまう。
児童発達研究者 Siggie Cohen は、5,000 以上の家庭と何年もかかわってきた。彼女が何度も見てきたことのひとつ:大人は、指示を疑問文の中に隠しがちだ。
逆から見てみよう。あなたも、似たようなことをしているかもしれない。「これがしたい」と言いたいのに「なんでもいい」と言ってしまう。「疲れた」と言いたいのに「だいじょうぶ」と言ってしまう。「手伝ってほしい」と言いたいのに「あなたが決めて」と言ってしまう。
大人は、聞きたくないわけではない。ただ、心の中を読めないだけだ。あなたが必要としているものを、はっきりと言葉にすればするほど、大人はあなたを助けやすくなる —— 推測して、外して、また推測する、というループを回さずに済む。
「少し静かにしていたい。あと十分だけ、聞かないでもらえる?」
「これ、なまけているんじゃない。本当に分からないんだ。もう一回、一緒に見てもらえる?」
「今日は学校の話はしたくない。ほかのこと、話さない?」
はっきり言うのは、失礼ではない。むしろ、両方をいちばん尊重する方法だ —— 大人は推測しなくてよくなり、あなたは推測を外されて怒らなくてよくなる。
あなたはこれから大人になる。上司や、パートナーや、友達や、医師に、はっきり言えるようになる必要がある。その練習は、いまから始められる。
今日、一度だけ試してみてほしい。いちばん言いたいことを、そのまま、口にする。
出典: Siggie Cohen